中国ドラマ 宮廷の諍い女

中国ドラマ「宮廷の諍い女」75話「最後の復讐」あらすじ

怪しげな薬

夜更けに甄嬛の元を侍医の衛臨が訪れる。寧嬪に媚薬と辰砂(てんしゃ)を求められたと言い、処方しても良いか確認に来たのだ。雍正帝が長く服用している長寿のための丹薬は言おうと水銀を含み、辰砂と共に飲むと体を衰弱させる。さらに媚薬の香が体を蝕むという。媚薬は鸝妃(安陵容)が用い、彼女の自滅に繋がったいわくつきのものだった。

甄嬛はしばらく考え、衛臨に判断を任せる。「必要ならどうせ寧嬪が自分で手に入れるはず」。

雍正帝のために香を調合する寧嬪。長寿のための丹薬の効果を感じ、心が温かくなるという雍正帝に寧嬪は「短い人生、楽しみませんと」とほほ笑む。

高まる皇太子擁立の機運

第四皇子・弘暦の元を第六皇子の弘曕と共に訪れた甄嬛。母の身分が低かったため長く不遇のときを過ごした弘暦。甄嬛はこのことを詫び、弘暦と弘曕に養子・実子の違いはあれど、2人とも自分の息子で差はないと話す。そして幼い第六皇子・弘曕と霊犀公主の将来を弘暦に託す。

政務の場にて。雍正帝を前に皇太子擁立を巡って臣下が意見を述べ合っている。

年長の第四皇子を推す声と、第六皇子を推す声に分かれるが、第六皇子は幼く、母親である熹貴妃は皇太后の器ではないという意見に雍正帝は耳を傾ける。しかし、3人の皇子のうち2人は甄嬛の息子である上に、実質的な後継候補はその2人に絞られている。熹貴妃は朝廷をわがものにしかねないという意見に「自害させよと言うのか?」と問う雍正帝。配下は「滅相もない」と否定しながら、よく考慮するように促す。

甄嬛の意思を聞く雍正帝

食欲がない雍正帝は甄嬛の琴の音を聴いていた。自分が朝廷をわがものにすると疑われたことは甄嬛の耳に入っていた。雍正帝は皇太子擁立の件で悩んでいることを打ち明ける。最も愛している第六皇子を擁立したい、第四皇子を見ると、酔って手を付けたに過ぎない彼の生母を思い出してしまう、と。

甄嬛は陛下の治世はまだ続く。幼い帝を立てることを心配する必要はない、と言いつつ、長い目で見れば第四皇子が最適だろうという。実子を推そうとしない甄嬛の態度に驚く雍正帝。「第四皇子を皇太子に立てるとし、そなたより高貴な養母を与えたらどう思う?」という問いにも「国の未来のためだ」と受け入れる姿勢の甄嬛。「皇后に立てても(高貴な身分にしても)良いぞ」と畳みかけるも、「純元皇后と肩を並べるのはとんでもない。標的にされたくない」と甄嬛は固辞した。

甄嬛と寧嬪

甄嬛は寧嬪から凝き堂の合歓の木が切られていることを聞く。この木は果郡王が15歳のときに先帝から幸せを願って賜ったものだった。木ですら残そうとしない雍正帝の非常さに言葉を失う甄嬛。

寧嬪は不眠を治すために合歓の葉を煎じたいと申し出、雍正帝から許可を得、自分の宮に何本か移植できたと話す。感謝を伝える甄嬛に「簡単に許さぬことです」とささやく寧嬪。甄嬛は「焦らないで」と呟いた。

第四皇子・弘暦に伝えた甄嬛の意思

甄嬛の元を第四皇子・弘暦が訪れ、親王に封じられたことを喜んで伝える。「第六皇子はお前が親王に封じてほしい」という甄嬛に驚く弘暦。この言葉は、弘暦が帝となり弘曕が臣下となることを意味していたからだ。「これからは喜怒哀楽を読まれてはダメだ」と心得を伝える甄嬛。近くに迫った雍正帝の誕生日を大々的に祝うよう提案する。

不老不死への執念

雍正帝の誕生日を祝い、仙人が不老不死の丹薬を届ける。本当に不老不死になるのかと問う雍正帝に、仙人は「血色がよい」といい、側に仕える寧嬪も「毎日仕えているが以前にも増す精力だ」と口添えする。仙人は服用後は決して無理をしないようにくぎを刺し、雍正帝は円明園で静養することを決める。

衰えの兆候

甄嬛の元を侍医の衛臨が訪れる。寧嬪が辰砂を頻繁に使うため雍正帝は健康に見えるが虚弱になっているというのだ。慢性の毒なので他の侍医は見極められない、ということを確認し、甄嬛は関わらないことに決める。

甄嬛が槿汐、衛臨と共に九州清晏に向かうと中から2人の答応とはしゃぐ雍正帝の声が聞こえてきた。甄嬛は中に入らずに辞し「陛下に老いを感じさせてはいけない」と衛臨に言う。衛臨は「寧嬪が巧みに勧めるので、雍正帝は頻繁に媚薬を使用している」と言う。

九州清晏の室内にて。茶を飲んで咳き込んだ雍正帝が湯呑を見るとそこには血が混じっていた。思わず湯呑を投げ捨てる雍正帝。2人の答応は慌てて侍医を呼んだ。

雍正帝の疑念が再燃

雍正帝が病床に伏して半年、静養中だが回復の兆しは見えない。碧桐書院から出てきた甄嬛は弘曕と霊犀がどこにいるかを聞く。霊犀は甄嬛の実娘である朧月公主と、弘曕は慎郡王の妻であり、甄嬛の実妹である玉嬈といた。

散歩をしていた雍正帝は偶然、第六皇子・弘曕と慎郡王の妻・玉嬈、慎郡王の元で育つ元澈の3人に会う。元澈は果郡王の遺児である。雍正帝は相変わらず毎日妃嬪を召していて、蘇培盛にたしなめられる。

弘曕と元澈は歳が近く仲良く遊んでいた。「まるで兄弟のようだ」「実の兄弟のようだ」と話す侍女と玉嬈の声を聞き、雍正帝の顔が曇り、やがて厳しい表情になる。彼の頭の中である疑念が真実味を帯びる。雍正帝は話の途中で倒れこんだ。

甄嬛は玉嬈から事の経緯を聞き、今後は元澈を連れて入宮しないように伝えた。

病床に伏した雍正帝は人払いをすると夏刈を呼び、任務を伝える。皇室の血脈に関することだ。決して悟られるな、と。

雍正帝の疑念を確信する甄嬛

薬を飲んで休んでいる雍正帝の元へ甄嬛がやってくる。看病をする皇貴妃(端妃)は雍正帝が弱っているのに丹薬を飲むのをやめようとしないと話す。そして孫答応の件を敬貴妃から聞いたかと問う。事が事なので雍正帝に伝えなければならないと甄嬛が言うと、くれぐれも興奮させないようにしてほしいと敬貴妃は念を押した。

蘇培盛が甄嬛に夏刈がきたことを伝える。雍正帝は夏刈に甄嬛と第六皇子の話をしていたらしい、と聞き、甄嬛は人払いを命じる。

激昂し容態が急変する雍正帝

陛下のご恩に報いるため心を尽くして仕えるという甄嬛。しかし雍正帝はいつものように「嬛嬛」と呼ぼうとしない。円明園での思い出を語り合う2人。

甄嬛は皇后が雍正帝に会いたいと言っていることを伝える。「死んでもまみえぬ」と気色ばむ雍正帝に、甄嬛はさらに相談があると言う。

実は孫答応が侍衛と私通をした。謹慎に処しているが後宮に知れ渡っておりごまかすのは困難だ。あとは陛下の処分を待つだけ……と。雍正帝は「朕はまだ死んでおらん」と激昂する。詳しい説明を求められた甄嬛は、生々しい密会の様子を語る。「殺せ、車裂きの刑にせよ」と激怒しながら体を起こす。そしておもむろに子どもの頃の話を始める。

帳に隠れていると母と隆科多(先帝の功臣)が抱き合っていた。父上(先帝)は天子なのだぞ。朕も天使だ。なぜ歯向かおうとする……!

項垂れる雍正帝。布団の上に血が垂れた。

自由に会えなくなる雍正帝と妃嬪たち

扉の前でなく妃嬪たち。甄嬛は「容態が急変することもある。病床の日々は続くのに今から泣いてどうするのか」と言い、「各自自分の宮に待機して陛下に召されたら付き添うように」と言う。さらに「雍正帝は絶対安静なので、これからは妃嬪も配下も拝謁するときは自分と侍医に許可を取るように…」と続けた。子をしっかりと管理し、雍正帝の安静を乱さないように。乱したものは容赦しないと激しい口調で言う甄嬛。孫答応の件で雍正帝の心が乱されたと暗に示した。

群れることを嫌う寧嬪はその場にも来なかった。

允礼の子

部屋の中で倒れ、眠る侍女たち。夏刈は針を取り出し、第六皇子・弘曕の足の親指から血を採取した。夏刈が部屋から出てくる様子を偶然目にした寧嬪は、部屋を覗き異変に気付く。

戻ってきた甄嬛に「夏刈はまた血液をとったのでは?」と言う寧嬪。「だが、なぜ血液を採る必要があったのか。弘曕は誰の子なのか」と問う。

甄嬛は「感謝します」と寧嬪に跪き礼をした。慌てる寧嬪に「あなた恩人よ。允礼の子を救った」と告げた。

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じわじわと雍正帝を追い詰める甄嬛。そして常に側に仕え、雍正帝を気遣う様子で毒を盛り続ける寧嬪…。にこやかな顔の裏側が分かるだけに余計に怖い一方で、雍正帝のしたことを思うとちょっとせいせいします。ここにきて復讐が始まりました。ぜひ映像で見ていただきたいです。

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