中国ドラマ 宮廷の諍い女

中国ドラマ「宮廷の諍い女」73話「皇帝の疑心」あらすじ

甄嬛を妻に求めるジュンガル部のハーン・摩格

雍正帝が戻ってくる。蘇培盛から、室内で甄嬛が待っていることを聞いた雍正帝は「果郡王を呼び、許可があるまで室内に入らせないように」と指示する。

室内にて。出迎える甄嬛を何とも言えない表情で見つめる雍正帝。寵愛してきた甄嬛の美しい顔が憎いと言う。雍正帝は敵対するジュンガル部のハーンである摩格(モウガ)に「甄嬛を娶りたい」という申し出を受けていた。引き合いに出されたのは、漢の元帝によって匈奴の妻に差し出された宮女の王昭君の話だった。

甄嬛は簪を引き抜き、自らの顔を傷つけようとする。しかし雍正帝は摩格の申し出の内容を詳しく語る。その条件は「甄嬛を嫁がせ、特効薬の処方箋を渡せば全軍撤退する」「毎年大金を渡せば二度と攻め入らない」というもので、清にとって魅力的なものだった。

甄嬛は、今こそ雍正帝へ恩を返すときだと言い、ジュンガル部に嫁ぐことを了承する。そのとき、扉の前で様子を窺っていた果郡王が「ダメだ」と慌てて入ってきた。

雍正帝の疑念の先

雍正帝は、許可なく室内に入ってきたにもかかわらず、果郡王に話を続けるよう促す。「後世の人々に陛下が何と言われるか」「女子を犠牲に国を守るなど情けない」「清の名折れである」「ジュンガル部には十分勝てる」「私が出兵する」……必死に再考を促す果郡王を冷ややかに見ていた雍正帝は、「それは清のためか、熹貴妃のためか」と厳しく問う。

「私の言葉を引き出したかったのですか?」果郡王は雍正帝の思惑に気づく。雍正帝は果郡王を疑い、この場を仕組んでいたのだ。

政務に関わらず常に慎重だった果郡王が、甄嬛が嫁がせられると聞いて我を失い乗り込んできたことで雍正帝は確信していた。二人が通じていた……と。「果郡王が乗り込んでこなければ、皇宮外で密会していたなど信じなかった」と雍正帝は強い調子で言った。

晴れぬ疑い……雍正帝の思惑

弁明する果郡王に対し、雍正帝は、以前果郡王が持っていた切り絵の話や果郡王と玉福晋の不仲についての噂を持ち出し、疑う。勘ぐりすぎだ、誤解だという果郡王の言葉は、雍正帝の強い疑心の前に力を持たない。

そして「悪気があろうとなかろうと、兄弟の間に溝ができ、属国に足元を見られている。摩格の要求を飲み、甄嬛を嫁がせる」と告げる。

甄嬛は馮延巳の「長命女」を詠み、全てを受け入れた。

一に願う夫の千歳

二に願う私めの常健

梁上の燕のごとく長く相見えん

雍正帝は果郡王を退席させたあと、「婚礼を認めたあとどうするのか」と甄嬛に問う。甄嬛は「陛下の名誉を守るため辱めは受けない」と言う。甄嬛は死を覚悟していたのだった。

雍正帝は自分は元帝でもないし、甄嬛を王昭君にしたくないと言う。そして、誰に美を愛されようとそなたの心は自分になければならない、と甄嬛に告げた。

面会を禁止される甄嬛

果郡王は慎貝勒、甄嬛の妹・玉嬈と共にいた。甄嬛は軟禁状態にある。雍正帝の本気を感じた果郡王は「甄嬛を嫁がせ、関所を出たら葬儀をおこない、故人にするつもりだろう」と言う。果郡王と慎貝勒は屋敷で策を練ることにする。

碧桐書院にて。果郡王の心配をする甄嬛。雍正帝の前で詠った「長命女」は無事でいるようにという果郡王へのメッセージだったと言う。

自分の命は雍正帝のもので、国の未来や安定と変えられない。それに雍正帝の疑心は本物だ。「どちらかが犠牲になるなら自分が犠牲になる」と甄嬛は言う。「どうせ彼を失えば私の希望は無くなる」と。

果郡王の決断

夜。華やかな行列が人知れず皇宮を出た。

果郡王の屋敷にて。果郡王を必死に止める妻・玉隠(浣碧)。「大切なときに危険な道を選ばないで」「今回だけは私のために行かないでほしい」「目を覚ましてほしい」と涙を流して懇願する。果郡王は「私の目が彼女を捉えた瞬間から今日を覚悟していた」「わが身を守れずとも彼女だけは守る」と言い、玉隠を振り払って部屋を出ていく。

同じ頃、雍正帝の元に隠密である夏刈が参上する。密かに皇宮を出た輿の中には、実は甄嬛は乗っていない。中にあるのは特効薬の処方箋だけだった。摩格は甄嬛を守るために提案に応じたのだった。

果郡王は甄嬛が輿に乗っていると思っている。もし、甄嬛の後を追うようなことがあれば、それは果郡王が甄嬛に心を寄せ、雍正帝を裏切ったことになる。

果郡王の屋敷にて。果郡王は私兵と共に酒を飲み干し、地面に茶碗を勢いよくたたきつける。果郡王は私兵を引き連れ甄嬛を追うことを決意していた。

翌日。十七弟が塀を従え都を出たことを蘇培盛が報告した。怒りを顕わにする雍正帝。

雍正帝の揺れる心

敬貴妃が朧月を連れて雍正帝の元を訪れる。朧月は弘曕と霊犀の体調が悪いのに見舞いに行けないことを気に病み、母親である甄嬛に孝行ができないと落ち込んでいた。「他の妃嬪もそなたを可愛がっている」と言う雍正帝に、朧月は孟子の「三楽」を例に出し、「私は父と母に孝行し、弟と妹を大切にしたい」と言う。

夜。雍正帝は皇貴妃(端妃)の元にいた。何かを悩んでいる様子の雍正帝に、皇貴妃は療養中の甄嬛を迎えに行ってはどうかと言う。

許された甄嬛と賞を与えられる果郡王

雍正帝から療養を終え、戻ってくることを許された甄嬛。だが住まいである永壽宮は静まり返っており、暗い予感を感じさせた。

養命殿にて。甄嬛は覚悟を決めた様子で雍正帝と対面する。雍正帝は、甄嬛を救おうと関所を超えた果郡王の話をし、その発端となった甄嬛に罰を与えると言うが……円明園での反省を受け、宮に戻るように言う。そして、甄嬛を案じていた子どもに会うように言う。

退出した甄嬛は緊張の糸が切れ呆然としていた。第四皇子の挨拶も耳に入らないほどに。

甄嬛が退出した部屋で雍正帝は蘇培盛に指示を出していた。もし果郡王を罰すれば、そこに妃嬪が関係していると噂がたつ。罰を求めるならば賞を与えよう。果郡王は果親王に、慎貝勒は慎郡王に封じると。

果親王は許可を得ずに兵を動かした罪を認め、辺境を守る職に就くと報告していた。雍正帝はそれを認め、勅命なしに帰京することを禁じた。

三年後…果親王の帰京

雍正帝は隠密の夏刈が持ってきた手紙を見ていた。夏刈はその手紙を玉隠の元からこっそりと抜き取ってきたという。手紙は果親王が玉隠に宛てたものだった。

果親王は与えられた仕事をこなし、辺境の地を守っていた。雍正帝は果親王を都に呼び、辺境の様子を報告させることにする。実に三年の月日が経っていた。

皇宮に戻った果親王は、霊犀と散歩をしている甄嬛に出会った。言葉を失い見つめ合う二人。甄嬛は涙を流す。そこへ雍正帝の命を受けた蘇培盛が参上し、果親王を連れていく。甄嬛は涙をこらえきれない。

雍正帝と果親王は酒を酌み交わしていた。酒に酔った果親王に「この3年間、誰が一番恋しかったか」と問い詰める雍正帝。果親王は「母上です」と答えるが雍正帝は納得しない。侍従や宮女を退出させ、真実を聞かせろと迫る。

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これまで慎重だった果郡王がどんどん突っ走ってしまいます…。雍正帝の執念深さも怖いです…。個人的には…雍正帝の姿に老いが見え、それゆえの焦りや怒り、執念なのかなと感じました。あとは、とにかく朧月がかわいい!ぜひ映像で見ていただきたいです。

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