皇后との対立を覚悟する甄嬛
沈眉荘と永寿宮に戻ってきた甄嬛。道に不自然に置かれた玉石のせいで輿持ちが足を滑らせたことを知った崔槿汐は、何者かの仕業を疑い、沈眉荘も「景仁宮(皇后)の命令に違いない」と言う。甄嬛は実際に置かれていた玉石を小允子に預け、花房の信頼のおける者に石についた苔が何なのかを尋ねさせ、「こうなったら相手が誰であろうと容赦しない」と怒りをあらわにする。
雍正帝への訴え
夜になって雍正帝が永寿宮を訪れる。甄嬛はおびえた様子で雍正帝にしがみつき、自分からは何があったが話そうとしない。雍正帝は浣碧に何があったのか説明をさせる。甄嬛は「たぶん子は守れないでしょう」と弱弱しく告げる。
玉石が故意に置かれたものだと理解した雍正帝は輿持ちを罰しようとするが甄嬛はそれを止め、「後宮を乱したくない。大監たちにも罪はない。犯人にも反省する機会を与えてほしい」と健気に訴える。雍正帝はそんな甄嬛の姿に「そなたはもともと優しかったが、さらに慈悲深くなった」と答え、甄嬛の意見を尊重する。
その頃、雍正帝が身重で夜伽のできない甄嬛に付き添っていることを知り、皇后はいら立ちを強めていた。
沈眉荘の淡い恋心
甄嬛をかばって体調のすぐれない沈眉荘を温実初が診断する。沈眉荘が「体調がすぐれないのが私でよかった。もし嬛だったらあなたが心配するから」と言うと、温実初は「もちろん熹妃の体調不良は心配しますが、あなただと心配しないとでもお思いですか」と心外だと言わんばかりの様子を見せる。その姿を見て沈眉荘は嬉しそうにする。
玉石の苔は松の盆栽のもの…疑われる儲秀宮の関与
玉石の苔は蜀にのみ生息するもので、盆栽用の松に使われるものだと分かる。松の盆栽を好むのは儲秀宮にいる欣貴人だ。儲秀宮には甄嬛と対立する祺嬪がいる。犯人を特定できる証拠ではないため、甄嬛は雍正帝に訴えずに静観することにする。
そこに儲秀宮から祺嬪と欣貴人が挨拶に訪れる。甄嬛の父を陥れたのが祺嬪の父であるという関係性もあり、刺々しい雰囲気が漂う。祺嬪と欣貴人は仲が悪い様子で、欣貴人の言葉に気分を害した祺嬪は怒って中座する。
欣貴人の懇願
欣貴人は儲秀宮での冷遇について甄嬛に訴える。欣貴人は古株であるものの祺嬪よりも位が低く、皇后の覚えめでたい祺嬪に虐げられていた。欣貴人は「祺嬪の横暴について雍正帝や皇后に訴えても、反対に叱責されるだけで無駄だ」と言う。「甄嬛の力になるから自分の見方をしてほしい」と告げる欣貴人に、甄嬛ははっきりとした答えを返さなかった。
甄嬛は松の盆栽を欣貴人に贈り、欣貴人は「絶品だ」とたいそう喜ぶ。「祺嬪が身につけていた首飾りも絶品だった」という甄嬛に欣貴人は「あの首飾りは皇后に貰った高価な首飾りで、祺嬪は肌身離さずつけているが妙な匂いがする」と言う。
欣貴人は敵か味方か
盆栽を見た欣貴人は全く動揺しなかったが、それだけで彼女が犯人ではないと判断できない。甄嬛は、もともと自分に仕えており、今は欣貴人に仕える佩児に話を聞き、欣貴人が敵なのかを判断するという。また、祺嬪の態度を思い出し憤慨する浣碧に、「祺嬪のつけていた首飾りは赴任を引き起こす麝香でできている。彼女は子を成せないだろう」と言う。
虐げられている佩児の言葉
ある日のこと…甄嬛は朧月のために食事を用意して届けさせる。敬妃は有難く受け取るが、一瞬迷ったのち、その料理を朧月に食べさせなかった。
甄嬛は佩児と会い、自分がいなくなってからの話を聞く。安陵容の宮女になっていた菊青は実は毒殺されたのだと話す佩児。佩児は欣貴人の宮女になったが、甄嬛の宮女だったことを理由に祺嬪から嫌がらせを受けており、佩児の体には傷があった。欣貴人はかばってくれるものの祺嬪に対抗するには限度があり、佩児はひどい乱暴を振るわれていた。佩児は欣貴人と祺嬪は不仲であると甄嬛に伝える。甄嬛は祺嬪の動向を探るよう、佩児に頼む。
祺嬪の嫌がらせと甄嬛の企み
夜になり、雍正帝は久しぶりに欣貴人の元を訪れた。祺嬪はそれが気に食わない。夜中に大声を上げ、悪夢を見て怖いから雍正帝に来てほしいと大騒ぎする。祺嬪の元へ向かう雍正帝に欣貴人は「また戻ってきてくださいますか?」と声をかける。「当然だ、そなたの札を選んだのだから」と雍正帝は言ったが、そのまま戻ってくることはなかった。
この話は翌朝、甄嬛にも伝わった。甄嬛と食事をしていた第四皇子は「愚か者だ」と一蹴する。甄嬛は悪夢に効くというハト麦玄米の汁物を祺嬪の元に届けさせる。雍正帝の前だから飲まざるを得ないだろうと踏んだのだ。「大きなツボに入れて全て飲み干すように言え」という第四皇子に甄嬛は驚き、祺嬪が嫌いなのかと聞く。第四皇子は「母上の敵は皆嫌いだ」と言う。
雍正帝から「飲まぬなら仮病ということだ」と言われ、しぶしぶハト麦玄米の汁を飲んだ祺嬪。悪夢が事実でないことにうすうす気づいていた雍正帝は、甄嬛の元を訪れ「祺嬪に怒ってどうするのだ。浅はかだが、可愛げがあるではないか」と言う。甄嬛は「何度も許せば真似るものが出てくる。祺嬪はおごり、欣貴人は恨みを持つのです。後宮の災いになります」と諭し、雍正帝も同意する。
悪口を言う祺嬪
甄嬛が沈眉荘や第四皇子と一緒に散歩をしていると、甄嬛の悪口を言う祺嬪の声が聞こえてくる。姿が見えない状態だが、甄嬛が「私をどう思い知らせるの?」と声をかけると祺嬪は動揺して口元を抑える。甄嬛は「悪口を言う暇があるならハト麦玄米の汁を飲んで悪夢を治したら」と嫌味を言う。直接叱らなかった理由を第四皇子に聞かれ、甄嬛は「怒る価値のないものに構うのは時間の無駄」と答える。
端妃の励ましと助言
甄嬛は端妃に会いに行き、朧月へのままならぬ思いを口にする。敬妃は赤子の頃から朧月の面倒を見ており、病にかかったときは寝ずに看病をしていた。実の母が戻ってきて敬妃も不安に思っているはずだと端妃は話す。「ただ母として認めてくれるだけでいい」という甄嬛に、「自分を卑下しないで、朧月を手放すまでの3日間に母として朧月の幸せを願い一生分の決断をしたのではないの?」といい、ただし、今は耐えるようにと言う。
敬妃との間にできた微妙な距離
敬妃と朧月を見かけた甄嬛は黙って通り過ぎようとする。敬妃が迷いながら声をかけ、甄嬛は朧月に「抱いてあげる」と声をかける。朧月はおびえた様子で拒否する。敬妃は「甄嬛の元に移すことを知り朧月が嫌がった」と言う。甄嬛は「敬妃の子です。敬妃の元に住んで当然です。私は遊ぼうとしただけ」と言う。敬妃は千鯉池に甄嬛を誘うが、甄嬛は断って去る。
安陵容の忠告
輿に乗る甄嬛に安陵容が声をかけてくる。「わが子が他人の子になるのはどんな気分か」という安陵容に「離れ離れだったのだから仕方のないこと。また身ごもれたのだから私には運がある」と言う甄嬛。安陵容は「実を結ばねば無意味」と言い、輿から落ちそうになった話に水を向ける。
暗に儲秀宮の仕業だとほのめかす安陵容。儲秀宮で誰が甄嬛に恨みを持っているかよく考えるように言い、甄嬛は忠告は受け取ると言うが2人の間には刺々しい雰囲気が漂うままだった。
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