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アメリ

医者の父に心臓に持病があると診断され、学校に行かず、神経質な教師の母に教育をうけたアメリ。すぐに空想の世界へと発想が飛んでしまう彼女は、ある日、あるきっかけで一人の中年男性に幸せをもたらすことに…。

出てきた瞬間に(知ってたはずなのに)「うわ~、マチュー・カソビッツだぁ~」と心の中で何度も繰り返して一人で盛り上がってしまった。証明写真撮影機のそばに這いつくばっている、ナイスな登場ですっかり嬉しくなってしまった。

ニノを演じているマチュー・カソビッツの“ピュア”な笑顔、表情がなければ、アメリの信ぴょう性はなかっただろう。アメリがニノに感じる“自分と同じ匂い”もナイし、ニノはアメリの作戦にもノってこないだろう。好きだからというのもあるけど、ニノはステキな雰囲気をもっていた。

さて、アメリには、不思議な余韻と共に、なんだかハッピーな気分にさせられてしまった。アメリの空想は、かわいくって、おかしい。そして、時々、悔しい思いをした時や、相手を懲らしめたい時、正義の味方のように“毒”を発揮してくれる。空想の世界にいながら、アメリは現実の世界にもちゃーんと生きていて、みんなの心の中を代弁してくれているようだ。

空想シーンのお気に入りは、「ドゥ・ムーラン」でため息と共にアメリが水のように崩れ落ちてしまうシーン。「ニノがドゥ・ムーランに来れない理由」の空想。あそこで、衝突実験の映像を使うセンスにも、わくわくさせられた。

そして何より好きだったのがアメリの住んでいる部屋のインテリア。でも、この映画ってどこまでが空想?もし、あの部屋も「ドゥ・ムーラン」も、全部アメリの空想だったら…この物語はミステリーだ。
<2002.1.1>

出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソビッツ、ヨランド・モロー、ドミ二ク・ピノン、イザベル・ナンティ、ジャメル・ドゥブーズ、アンドレ・デュソリエ
監督:ジャン・ピエール・ジュネ、制作年:2001、制作国:フランス

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